アクリル樹脂系塗料とは
塗料の主成分である合成樹脂がアクリル系の塗料のこと、一昔前(約10年前)の塗料です。
一般的な塗料グレードとして、 アクリル系 < ウレタン系 < シリコン系 < フッ素系 となります。 外壁塗料の種類(グレード) アクリル系塗料の耐久年数は5~7年程度となります。
耐用年数を考えず、別の色に塗り替える場合に適しています。 メーカーは違えど、基本的には上記4グレードのどれかに当てはまります。
アクリル塗料の耐久年数はあまりよくないので、高耐久を必要とする、屋根塗料としては今現在ほとんど使用されません。屋根塗料はウレタンから上の塗料となります。
アクリル塗料での外壁塗装メリット・デメリット
メリットは、塗料の価格が安いという1点です。アクリル塗料の価格は安いのですが、外壁塗装工事の場合に限っては、足場・人件費・交通費・塗料代などさまざまな費用の合算が工事代金となります。工事の総額からすると塗料代は一部ですので、わざわざグレードの低い(耐久性の悪い)塗料にする必要はないと思います。(2010年現在の塗料状況)
わかりやすい価格表では、1つ上のウレタンにしても坪1,000円UP(一般的な住宅で2万5千円程度)、2つ上のシリコンは坪2,000円UP(一般的な住宅で5万円程度)となっております。
価格の差額は、総額の5%程度ですが耐久年数は2倍程違います。