セラミック配合塗料とは
各グレードの塗料にセラミック成分を複合化した塗料です。結合による強靱な架橋塗膜を形成します。優れた耐久性と低汚染機能により、長期に亘って壁面を美しく維持することができます。
シリコン系塗料(水性セラミシリコン・クリーンマイルドシリコン)は、共にセラミック配合のシリコン系塗料となります。
よくセラミックとしたオリジナル(?)塗料の話をよく聞きますが、セラミック配合塗料なのか下記のようなセラミックが主のものなのかを区別する必要があります。
塗料?セラミック、石調、陶磁器などと呼ばれるもの
セラミック配合塗料とは違い、主がセラミックや石調といわれるもので構成されています。
基本的に塗り替えは、塗料で塗るものなのですが、質感を目的としたセラミックや石調と呼ばれる硬質なものが存在します。
外壁に模様(セラミック、石みたいな素材)を吹き付けてその上からクリアー塗料でコーティングするものです。
工程として一般的には、下塗り→模様付け1回目→模様付け2回目→クリアー塗料1回目→クリアー塗料2回目 と計5工程になります。赤の部分が通常の塗装工事より余計にかかる部分です。通常の塗り替え工事は3工程です。
耐久性とメリット(セラミック、石調、陶磁器)
耐久性はクリヤー塗料のグレードに左右されます。シリコン系のクリアー塗料なら、耐久性はシリコン系塗料と同じ、ウレタン系のクリアー塗料なら、耐久性はウレタン系塗料と同じです。
メリットとしては上記のような風合いの1点です(厚いので多少は断熱?)。
もちろん石調っぽいタッチを狙って施工するぶんには構わないのですが・・・。もしそこまで費用を出すのであればもう少しがんばって外壁を張り替えても良いんじゃないでしょうか?とも思います。
なにより重いのでしっかり施工しないと剥がれてくるトラブルが多いようです。
代表例:ジキトーンセラ、セラアート、エレガンストーンなど