スレート屋根・コロニアル屋根とは
一般名称は、スレート屋根といわれるものす。製造メーカーによって「カラーベスト」「コロニアル」などという商品名で呼ばれることもあります。瓦屋根とは違い必ず塗装が必要です。
スレート屋根を簡単にご説明すると、セメントを板状にしたものに、工場で塗装を施したものです。
最近では厚みのある種類のスレート屋根もあります。
スレート屋根は、築10~17年程度で間違いなく下記写真のようになります。壁を塗装するとき、屋根も一緒に塗装して無駄な足場費用をかけないようにしましょう。
レート屋根・コロニアル屋根の塗装(メンテナンス方法)
屋根は特に塗装による保護が必要で、条件が悪いため最も劣化が早い箇所です。
例えば壁と屋根を同じグレードのシリコン系塗料を塗ったとしても確実に壁より早く劣化します。もしシリコンより耐久性の良いフッ素系塗料にグレードをあげるとすれば壁ではなく屋根なのです。屋根には遮熱成分が付加されたお勧めの遮熱塗料もあります。
壁・屋根ともにシリコン系塗料で10年おきに塗り替えましょうとお勧めするのですが、もし予算に余裕があれば壁:シリコンで屋根:フッ素などと組み合わせましょう。
意外と知られていない屋根塗装のこと
・2000年以前に製造されたものスレート屋根は、ほぼアスベストが混入されていると思われます。
塗膜によって封じ込められているのであまり問題はありませんが、雨漏りがある場合、屋根が劣化している状態で長期間放置した場合などはガルバリウム張りのリフォーム工事も有効です。
・直射日光や風雨にさらされるため屋根は2倍の速度で劣化が進むとさえいわれています。